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【H28年度卒業公演】卒業生の意気込み@脚本家 - 2017.03.12 Sun

広報です。
卒業公演1日目が無事に(?)終了しまして、一安心です。
昼の部が上演中止するなどのハプニングもありましたが、夜の部はみんな元気に挑むことができまして、見に来ていただいた方々には大変なご迷惑と心配をおかけいたしました。
今日も元気に頑張ります!!!!!


ということできょうのリレーブログに参ります。

今までよりもちょっと長いので、開演までお時間がありましたら読んでいただくのに最適かと。
お時間がなくても読んで損はないかと。(笑)

脚本家の中島翔平先輩です!!





 あいさつ

 初めまして。既にご存知の方はお久しぶりです。この度、卒業公演の脚本を務めました中島翔平です。いつかのブログでコメントしてから数か月たちましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
 この記事では、脚本について4年間を振り返ってみてのことをお話しします。「え?今までに脚本にクレジットされてなかったじゃないか、4年間って?」と思う方がいるかもしれません。私は、今までペンネームの「藤坂羽臣」としてクレジットされていました。そのため、本名でクレジットされるのは初めてです。
 ペンネーム「藤坂羽臣」の由来は、私の本名の「中島翔平」のアナグラムです。ローマ字にすると「NAKAJIMA SHOUHEI」、入れ替えると「HUJISAKA HANEOMI」になります。ペンネームをアナグラムにした理由は、単にかっこいい気がしたことと、もう一つあるのです。脚本を書くということは、自分の内部にある経験や感性を、バラバラにして再構成することだと考えます。この再構成とアウトプットで出来上がるのが脚本とすると、その出力系もまた、バラバラにして再構築されるべきなのです。だから、アナグラムなのです。
 藤坂羽臣名義では、3回脚本にクレジットされました。ですが、私の本名で脚本が上演されるのは、今回でこれが初めてです。そこで今までの脚本の遍歴を辿るところから、この記事は書いていきましょう。
 
 脚本遍歴

 私が初めて脚本を書いたのは、2年の5月、内部公演(身内向け公演)の時でした。この時書いたのは、火星を舞台にしたSFサスペンス調の物でした。これは選ばれることはありませんでしたが、初めて書いた脚本だけあって感慨深いものがあります。
 2作目は同年8月、前期公演の脚本でした。タイトルは『Dirty Dusty Deadmen』(以下『DDD』)というファンタジーものでした。これはこの年は採用されず、卒業生の長門先輩が書いた『アンドロイドお光。』(以下『あん光』)が上演されました。この『あん光』は自分も演者として参加し、良い経験となった舞台でした。この時は脚本が未完のまま提出となったため、悔いの残ることとなりました。しかし、後述しますが1年越しに『DDD』は前期公演の脚本会議に提出され、上演を迎えます。
 3作目は、その年の12月、後期公演に向けて書いたファンタジー物で、題未定のまま提出されました。内容は、ある館で出会う人形作家と小説家の会話劇でした。これは、押井守監督作『イノセンス』という映画に、かなり影響を受けた感じがビリビリ伝わる作風だったと思います。この時は、卒業生の寒河江先輩の書いた『素すぎる黑』が上演されました。
 4作目は、3年の春に開催された「POP演劇祭」に向けて書いた『もちもちもっちっちー』という脚本です。これは、美術部に所属する高校生の男女が、進路を決めることをきっかけに精神的な「別れ」に直面するという青春ものです。わりと後輩からの人気も高く、何度か加筆を加えたうえ、題も先述の物から『絵に描いた餅』『正月早々』と変更したお気に入りの一作です。しかし、これも採用ならず、別役実作の脚本が選ばれました。
 5作目は内部公演で書いた『フラグメント―断片―』という、謎の空間に閉じこめられた4人の男女が、「フラグ」をたてることで脱出を図るコメディものです。舞台装置を極力使わない会話劇を目指して作ったもので、これはかなり満足した出来になりました。しかし、この時も選ばれず私の脚本は日の目を見ることはなかったのです。
 6作目は、3年の夏に書いていた『Funny Fun Function』(以下『FFF』)というコメディ群像劇です。これは諸事情により夏の内に完成を見ず、代わりに、後輩が勝手に提出した『DDD』が何故か選ばれました。ここで初めて、私の脚本が上演を迎えることになるのです。実に1年越しのことでした。そういう意味で、『DDD』は記念すべき一作、因縁深い一作です。一方で、『FFF』は4年の前期公演に上演され、個人的に1番のお気に入りです。「ホテルファニーファンファンクション」を舞台に、変わった客たちが絡み合う群像劇で、舞台設定含め脚本らしい脚本になったと思います。この時は、演出が私の同期である乾だったため、稽古期間も非常に楽しかった思い出です。
 7作目は学祭公演に向けて企画した、星新一のショートショート舞台化作品「ぐぅ星」です。これは、星新一のショートショートから私が5作選んで脚本化しました。加えて演出と役者も兼ねたため、舞台の企画自体が楽しかったですね。
 そして、8作目が今回の『喫茶店といわくつきの7人』です。これについては、また別の記事を設けて書かせていただきます。

 振り返ってみて

 4年間を振り返ってみてまず思うのは、こんなに書いたのか!という気持ちと、これしか書いてないのか!ということです。年2作書いていれば8本、4か月に1作書けば12作、もっと書けたし書きたいものがたくさんあったなぁ……という後悔がどうしても頭をよぎります。
 まだまだ全然燃え尽きてない!タイピングする指に躊躇いはない!
 そう思いつつも、大学生活最後の脚本と相成りました。これにておしまいです。
 一方で私の脚本4回も上演できたことは、とてもありがたいということです。難しいというか、そもそも舞台の脚本というものをよく分からず書いた脚本なので、公演参加者は苦戦したと思います。ですが、4回上演作品として選んでもらったこと、そして上演できたことはとても嬉しく感じます。後悔の念と同じくらい歓喜と感謝です。
 脚本を書いていく中で、自分の好みもSFサスペンス風のものからサスペンスコメディへと変化していきました。今回は、さらに作風が変わって「サスペンス風の人間ドラマ」を目指して書いたつもりです。見る人がどうジャンルを定めるかで、評価は大きく変わると思います。
 また、内容もドラマや映画向け、映像作品向けのものから戯曲らしいものへと変わりました。最初は「ドラマだったらおもしろい」なんて言われてしまった私の脚本ですが、『FFF』の時には「良くも悪くも戯曲らしい」と言われたので、色々と変化したのでしょう。その変化の中で、私しか書けないものを、私らしく書く、という創作の醍醐味を教わりました。つまり自分の好きな物を自分で創り出す、ということです。
 これについては、文字列(脚本)という二次元を、舞台という三次元へと立体化する行為だとも感じました。その過程は、脚本家、演出家、役者、お客様という複数のフィルターを通して「作品」を届けるということです。その複数のフィルターが私の「好き」にゆらぎを与え、それが作品として成立させているのです。脚本を書くこと、舞台を作ること、これらはすべて非常に得難い経験です。
 あるいは、ジャンルに関わらず今回の脚本は、私の4年間の集大成であり総決算です。演技も脚本も、舞美や小道具も往々にして大学四年間で培ったもののアウトプットです。そういう厚みが、少しでも感じられたならば、脚本中島翔平は満足であります。
 それでは、またいつか――ここではないと思いますが、どこかの脚本家コメントの欄でお会いしましょう。さようならまた会うその日まで――皆さまどうかお元気で。







ありがとうございました~

各脚本についての思いも知れて、とてもハートフルですねっ。
わたしも中島先輩の各脚本に演者として参加したことが数回あります。作品がコメディというのもあったりして、楽しかった記憶があります。
今回の「喫茶店といわくつきの7人」もとても楽しい舞台なのではないかと、わたしは思います。
主要キャラを演じる卒業生と、問題を起こしたり問題を大きくしたりといろんな人を巻き込んでいく下級生と、照明や音響のスタッフと、みんなで楽しめている気がします。



さて、「喫茶店といわくつきの7人」が今日の夜の部で千秋楽を迎えます。
昨日既に観にいらした方も、行こうか迷っているという方も、ぜひ足をお運びください。

ではざっくりと、卒業生のご紹介を再びさせていただきます。

卒業生小
木嶋役、佐藤椋一
鴨川役、横堀真由
鶴橋役、中島翔平
亀宮役、本田真也
能屋役、橋本夢摘
加古役、乾優香里
(左から、敬称略)

過去の記事に今年度の卒業生の個人個人のブログが更新されているので、気になった方はそちらもぜひ。

この6人の卒業生が、いわくつきの7人を演じます。



…卒業生よりもメインキャストの数が一人分多いことにお気づきでしょうか。
卒業生に交じってメインキャストを演じ、まるで一緒に卒業するのではないかというほどのセリフ量と出番のある下級生が1人います。
それが誰なのか気になった方は、会場でお確かめください!





それでは長くなってしまいましたが、本日の昼の部と夜の部の千秋楽で、メンバー一同心からお待ちしております!
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プロフィール

福島大学演劇研究会

Author:福島大学演劇研究会
 福島大学演劇研究会
劇団 ちょこれーとミックス です。
総勢22名で活動中。

演劇研究会の活動内容を知りたい方はぜひ下にあるリンクからどうぞ(^^)


【公演情報】
平成30年度 福島大学演劇研究会
第27回前期公演 『アパートメント…コメディorミステリー?』


〈日時〉
2018年8月25日(土)
昼の部 12:30~14:30
夜の部 16:30~18:30
※各回30分前開場

〈会場〉
とうほう・みんなの文化センター 小ホール
※入場無料


【お問い合わせ】
〇Twitter
福島大学演劇研究会▶@fu_enken

〇メール
fukudai_enken@yahoo.co.jp



公式YouTubeチャンネル


【過去公演特設サイト】
福島大学演劇研究会
平成25年度卒業公演カフカズ・ディック






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